TDCC LABORATORY



「怖い山ヒル 貴方の血が欲しい」が閉じられましたが、消滅に偲び難く、参考資料となるページを無断でアーカイブで作成してみました。
もし、元の管理の方にご迷惑をお掛けすることになるならば、お知らせ下さいませ。
直ちに、お詫びして、削除いたします。


「怖い山ヒル 貴方の血が欲しい」 より(アーカイブ版)[ただし、サイズを半分に縮小しています]

◆◆貴方は山に住む山ヒルを知っていますか ?  
私の体験とヤマヒルをご紹介します。
◆◆



千葉県で生息している山ヒル・私が知っている山ヒルの生息場所は千葉県の養老渓谷付近の筒森地域・鴨川市清澄・亀山ダムの
上流等です。推測ですがこの地域を囲んだ範囲がヒル生息地域と思います。

私は、山ヒルの生息している場所に、ハヤ(ウグイ)釣り・ワラビ、ワサビ取りで入ります。最初のころはヒルの居ることを知らないで
軽装で入り足や腹部や首廻りをヒルに着かれて血だらけに成ったことがあります。足などは靴下の布を通り抜けて足にヒルが着いて
靴下が血で真っ赤に染まった事があります。ヒルに血を吸われても気がつかず腹一杯になったころころ気が付きヒルを体から取ると
傷口から血が出てきて暫くは血がとまりません。傷口は何ヶ月もカユクて直っても丸い傷跡が残ります。今でも傷口が丸く変色して
跡が残っています。

ヒルは見た目で気持ち悪く吸血ですから山に入るときは服装に注意が必要です。
今では、血を吸われない様に防護を施して入山します。衣服と体の間が少しでも有ればヒルは侵入し衣服で覆われた暗い所で血を吸います。人体に吸い着いて歯で皮膚を削り血が吸える状態に成ったら、血液が凝固しない液と麻酔薬みたいな液を出して気がつかれない様に血を吸うと言われています。本当かどうかは不明です。ヒルは血を腹一杯吸い人体から落ちる様に離れます。私の経験では血を吸ったヒルはパチンコ玉より大きいく成っていました。

右の写真は手首の袖口に入る寸前で撮影しました。
観て下さい頭か尾の方か解りませんが皮膚にピタリと吸い付いて移動中です。

本人は余裕が有りません速く写真を撮ってヒルを退治したい気分です。

ヒルの長さは、4センチ位有ります。
もう限界です進む方向が決まったみたい、1歩進むとヒルは袖の中に入ってしまいます。

手の届かない場所に着いたヒルは、自分では捕れません吸着が強いので・・・・


アァアーアコワー  撮影中止

笑談

ワサビ取りでこんな事もありました。足の指に違和感を覚え長靴を抜いて靴下を抜くとなんと私の足の指が6本有りビックリ・・・
長靴の中に入って足の指の間でヒルが血を吸って指の大きさに成っていました。笑いアハッハハ

観て下さいヒルの着いている布は繊維状の雨具
こんなデコボコな面でもウルトラC並みの演技をしながら人体の足先から体の上部に移動してきます。
どうしてこんな布地の上を歩けるのか不思議
また、ヒルは体を糸のように細くし繊維の目を通り抜けてきますので少し目が粗い衣類は着ていないのと同じですよ。

ヤマヒルから身を守る服装

私が、山に入る服装は細かく編んだ上下衣服(作業服が最適)でズボンの上に繊維の雨具のズボンを履き、足には長靴を、
ズボンと長靴の隙間をガムテーブで隙間なく巻きます。

これで、足の部分からヒルが侵入する事は有りません。上半身は意外と無防備ですが意外と大丈夫です。コマ目にズボンにヒルが
着いていないか見ます。着いていたら直ぐに取ります。着いたヒルを手で引っ張って取ろうとすると意外と吸引力が有りますから
長く伸びて最後には離れますが、今度は引っ張った手の指に吸い着いて手を振っても落ちない。そのヒルをもう一方の手で取ると、
その手に吸い着いてまた取れません。着いたヒルにタバコの火を近づけて落とす方法と塩を振り掛ける方法が有りますが、
そんな余裕が有りませんので、私は指で揉んでしまいます。


ヒルに着かれない防護も色々な方法が有る様で、薬剤・塩・石灰・酢などを衣服に振りかけて入山すると良いと言われていますが、
長い時間歩くと靴や衣服が草木に擦られて効き目が落ちてきます。やはりこの方法ではヒルの餌食になります。
私の方法は体の中に侵入しないように衣服等で防護しこまめに衣服に着いたヒルを取り除きます。
仲間同士で定期的に見てもらいます。でも、たまにヒルに血を吸われます。
ヒルの子孫を残すために少しぐらいはいいかな・・・・・・・


ヒルの居る山で怪我でもし動けないで山で寝たりしたらヒルが全身に着き体の血を吸われて大変かも、とにかくヒルが
ウジャウジャ居ますから殺されるかも・・・

ヒルは動物から出す匂いかガス状の何かを感知して解るんでしょうね。

ヒルの生息環境

私の行く山には、サル・シカ・イノシシが生息し山ヒルが生息しています。山ヒルは血を吸わないと子孫を残せないと言われていますので、
サル・シカ・イノシシの生息と関係し動物の居る地域と気候の条件で山ヒルの生息分布が決まるのでしょうかね。
あくまでも私の憶測ですが、・・・


ヒルの歩き方のアニメーション化に兆戦してみました。  撮影編


ヒルの山に入り足元の地表に息を、2~3回吹きかけると、落ち葉の下より頭を振りながら沢山のヒルが長靴を上がって来ましたので、デジカメのマクロ撮影で1匹のヒルを追いかけてシャッターを何回か押して、気がつくと他のヒルが上着の隙間に入りかけていましたので、写真撮影は一時中断し衣服に着いたヒルを退治しました。ヒルの歩くスピードは意外と速いんですよ。撮影再開アニメーション化するには動きのカットが何コマか必要ですので頑張って必要なカットをカメラに収め撮影終了です。撮影機材をリュックサックにしまい撤収しようとしたとき、手首に何かを感じ手首を見ると袖口にヒルが、カメラを出してシャツターを2回押したら袖口の中にヒルが消えそうなので、急いで袖をまくりヒルを退治しました。安心もつかの間、腰の辺りに動く物体を発見なんと長靴から腰の間に7匹のヒルが着いていました。退治していると他のヒルが上がってきますので。川に下りてユックリと退治しました。ヒルは水際には居ませんので休憩する場合は川に下ります。また土の乾いた陽の当たる場所も大丈夫です。ヒルは暗く湿った落ち葉のある所が好みのようです。


ヒルの歩き方のアニメーション化に兆戦してみました。  画像処理編

家に帰り写真のカットのチェック約40枚くらい撮影しました。手持ちでマクロ撮影しましたのでピントズレ等で使えるカットが少ない。頭の中でヒルの動きをイメージして、3カットを選び画像処理ソフトで、写っているヒルの大きさを同ーにし、ヒルの向きを修正して、ヒルだけ残して背景は除去、修正の終わった3カットをヒルが連続的に動くように組み合わせて15コマの写真を作りました。これで全ての素材が出来ましたので、アニメーション作成ソフトでアニメーション化しました。結果アニメーシュン化するのに原版は3枚で、加工したカットは15枚で構成されています。ツカレマシタ
実際の動きもこんな感じで移動します。


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Updated: 2020.01.27, edited by N. Yamamoto.
Revised on Apr. 04, 2022.